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Nextcloudが欧州でMicrosoftを提訴、WindowsへのOneDriveバンドルを問題視

2021/12/01

Lucas Mearian Computerworld

 オンラインストレージ向けのソフトウエアを開発するドイツNextcloudは11月29日、米Microsoftの反競争的行為について欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)とドイツの独禁法当局に提訴したことを公表した。Microsoftがクラウドストレージサービス「OneDrive」やチームコラボレーションサービス「Teams」などの自社製サービスをWindows 10および同11に積極的にバンドルしていることが反競争的だと主張している。

Credit: Microsoft / RawPixel
Credit: Microsoft / RawPixel

 またNextcloudは、公平な競争の場の実現を求める同盟として、「Coalition for a Level Playing Field」を立ち上げた。この同盟には、EU域内でソフトウエア開発やクラウド事業を手がけている29の企業や組織が参加し、今回の提訴に賛同している。

 Nextcloudは29日の公式ブログ記事で次のように主張している。「Microsoftは、支配的な立場にあるWindows(OS)に、OneDrive(クラウド)サービスを組み合わせている。これでは、同社のSaaSサービスとの競争は不可能に近い。Windowsの市場支配力を土台として、『自己優遇』をはじめとする反競争的行為が見られる」

 同記事によると、Microsoftと米Google、米Amazon.comの欧州での市場シェアは、ここ数年で66%まで拡大したのに対し、地元の欧州企業のシェアは、26%から16%に低下した。

 Nextcloud創業者で最高経営責任者(CEO)のFrank Karlitschek氏は次のようにコメントしている。「グローバルな大手テクノロジー企業が欧州でこれほど劇的に成長したのは、先に述べたような行為が根底にある。一刻も早い是正が求められる」

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