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ロシアのインターネット、接続は維持されるも政府が統制を強化

2022/03/16

Jon Gold Network World

 ロシアのウクライナ侵攻は、サイバー戦争としての側面も顕著になっている。ロシアのインターネット接続は、インフラレベルでは基本的に従来どおりの接続が維持されているが、ロシア政府は、国内のネットワークへのアクセスに関して、統制のさらなる強化をもくろんでいると見られる。

Credit: LoveGuli / Getty Images
Credit: LoveGuli / Getty Images

 ネットワークインテリジェンスや監視のサービスを手がける米ThousandEyesのレポートによると、ロシアのネットワーク事業者は、トランジットプロバイダーとのピアリングに従来どおり参加している。つまり、ロシアをインターネット全体とつなぐための物理的なインフラは、現在も完全に維持されている。

 だが、ThousandEyesでインターネットインテリジェンスとプロダクトマーケティングの責任者を務めるAngelique Medina氏の話によると、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃の影響や、ロシア側が講じたトラフィック制限の影響で、ロシアのサイトの利用には、多少の困難が生じている。

 「政府機関、エネルギー、銀行といったサイトの一部では、かなりのインバウンドトラフィックがブロックされている。防御措置を講じている影響かもしれない。ロシアへの接続はできても、一部のサイトにはアクセスできない」

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