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Slack、ロシアの顧客企業のアカウントを利用不能に
2022/03/18
米ニュースサイトAxiosは3月16日の記事で、Slackを利用しているロシア企業のユーザーが自らのアカウントにアクセスできなくなったと報じた。この措置は予告なしに行われ、データのダウンロードもできないとのこと。

同記事によると、利用不能となったアカウントも、データは削除されずに残っている。アクセスが復旧するのは、ロシアへの制裁措置が解除され、Slackの方針が変更された場合となる見通し。
Slackは次のような声明を出した。「当社は、米国をはじめ当社が事業を行っている各国の制裁の規定に従って、措置を講じるよう求められている。その一環として、状況によっては、法令の定めにより、アカウントを予告なく停止する場合がある」
「対象となった顧客企業に対しては、今回の措置でアカウントの状況にどのような影響が及んでいるか、法令で認められる範囲で連絡している。また、このほかのロシアの顧客企業はごくわずかで、Salesforceと同様、こうした企業との関係は解消する」