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米国のネット犯罪の被害額は2021年も増加の一途、69億ドルに

2022/03/25

Jon Gold CSO

 米連邦捜査局(FBI)のインターネット犯罪苦情センター(IC3)は3月22日、ネット犯罪の年次レポート「Internet Crime Report 2021」を発表した。2021年に米国民から同センターに寄せられたインシデントの報告は約84万7000件、被害額は約69億ドルだった。

Credit: Dimitris66 / Getty Images
Credit: Dimitris66 / Getty Images

 5年前の2017年の時点では、報告件数は約30万2000件、被害額は計14億ドルだったが、増加の一途をたどっている。犯罪の種類別で見ると、この5年間で報告件数が特に急増したのは、フィッシング系の犯罪だ。2017年は約2万5000件だったのが、2021年は約32万4000件まで増えた。

 被害額で見た場合、2021年に被害が最も大きかったのは、ビジネスメール詐欺(BEC)だった。報告件数は約2万件だが、損失額は約24億ドルに上る。この種の詐欺は、偽のメールで送金を指示するといった従来の手口に比べ、大きな進化を見せているとレポートは指摘する。

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