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Adobe、Web版Photoshopの基本機能を無料開放へ
2022/06/16
米Adobeの「Photoshop」は写真編集ツールやデザインツールとして間違いなく業界標準の座にある。そして、間違いなくお金のかかるツールだ。

かつては統合パッケージ「Creative Suite」の製品の1つとして買い切り型で販売され、価格は700ドル以上した。その後サブスクリプション(定額課金)型の「Creative Cloud」に移行し、年120ドルから使えるようになったが、それでも初めてのユーザーが気軽に契約できる額とは言えない。むしろ、無料で使える代わりのツールを探そうかという気になってしまう。
だがAdobeも消費者の気持ちが少し分かってきたのかもしれない。米テクノロジー情報サイトThe Vergeの2022年6月14日付の記事によると、AdobeはWeb版Photoshopを誰でも無料で使えるようにする計画だ。現在はカナダでテストを行っており、無料のAdobeアカウントさえあれば、すべての機能を使えるという。