TOPSoftware > Google Chrome OS、バッテリー駆動時間を延ばす...

Software

Google Chrome OS、バッテリー駆動時間を延ばすための新機能をテスト中

2022/07/11

Mark Hachman PCWorld

 米Googleは現在、Chromebook用OS「Chrome OS」の開発版で、バックグラウンドの処理を抑制してバッテリー駆動時間を延ばすことを狙いとした新機能をテストしている。Chromebook情報サイト「About Chromebooks」が2022年7月5日付の記事で伝えた。

Credit: PCWorld
Credit: PCWorld

 Webブラウザーの多くは、タブやウィンドウがバックグラウンドに隠れて未使用状態になっているときに、その部分の処理に割り当てるCPU時間を減らして消費電力を抑える仕組みを備えている。Chromeの場合、ページ内でJavaScriptのタイマーを使って行われている処理に関してこうした仕組みがあり、ページがバックグラウンドに回って5分が経過したら、タイマーの実行頻度を1分に1回へと抑えるようになっている。

 現在Googleが試している機能は、バックグラウンドに回ったページの処理をこうして抑制するまでの時間を、従来の5分から10秒に短縮するというもの。Chromeの開発チームはこの機能を説明するドキュメントの中で、バッテリー駆動時間の延長を狙いとして挙げている。また、CanaryチャンネルとDevチャンネルの実験では、指針となる指標にリグレッション(退化)は見られず、すべてのタブが隠れていて音を出していない状態では、CPUの処理時間に関して最大10%の顕著な向上があったとしている。

 現時点でこの機能はDevチャンネルで配信中のChrome OS 105で試すことができる。Chrome OSの正式版は現在バージョン103であるため、正式な機能として登場するのはしばらく先とみられる。

 今回の新機能でChromebookのバッテリー駆動時間が全体として10%延びるという話ではないが、常に複数のウィンドウで多くのタブを開きっぱなしにしている筆者のようなタイプの人間にとっては大きな効果が期待される。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ