TOPコンシューマIT > Samsung、スマホをさらに高速化する次世代RAMの量産を...

コンシューマIT

Samsung、スマホをさらに高速化する次世代RAMの量産を開始

2019/07/22

Michael Simon PCWorld

 韓国Samsung Electronicsは2019年7月18日、業界初となるモバイルデバイス向け12Gb LPDDR5 DRAMチップの量産を開始したことを発表した。未来に向けた大きな前進として、スマートフォンへの搭載も近いうちに始まるはずだが、来月発表となる見込みの「Galaxy Note 10」への搭載は、あまり期待してはいけない。

Credit: Adam Patrick Murray/IDG

 Samsungによると、このLPDDR5チップは10nmプロセスで製造し、今後のスマートフォンで実現する5GとAIの機能を見据えて最適化されているとのことだ。最大の特徴は、5500Mb/sに及ぶデータ転送速度だ。「Galaxy S10 5G」が搭載している10nmプロセスのLPDDR4Xや、「Galaxy S10+」が搭載している20nmプロセスのLPDDR4が4266Mb/sだったのに比べると、1.3倍速い。LPDDR3からLPDDR4に進化する時に、2133Mb/sから4266Mb/sへと2倍になったほどの上げ幅でないとはいえ、相当な高速化である。

 今回Samsungは、12Gb LPDDR5チップを8個組み合わせた12Gバイトのパッケージの量産を開始することもあわせて発表した。現行世代のLPDDR4Xでは、16Gbのチップ6個で12Gバイトのパッケージを構成していた。

 12GBのLPDDR5パッケージでは、1秒間に44Gバイトのデータを転送できる。また消費電力は、LPDDR4Xに比べて最大30%抑えられる。新たなデザインの回路を取り入れ、クロッキング、トレーニング、省電力機能を強化したことにより、超高速での稼働中も安定した性能を発揮するとSamsungは説明している。

↑ページ先頭へ