TOPコンシューマIT > Samsung、スマホをさらに高速化する次世代RAMの量産を...

コンシューマIT

Samsung、スマホをさらに高速化する次世代RAMの量産を開始

2019/07/22

Michael Simon PCWorld

Galaxy S11がLPDDR5を搭載か

 AIや5Gといった最新の機能を見据えているハイエンドスマホは、このDRAMチップの速度や12Gバイトの容量をフル活用することになるはずだ。しかも今回のチップは、LPDDR5の可能性を示す第一歩にすぎない。Samsungは、16GbのLPDDR5チップを開発する意向も表明している。

 今回の新しいDRAMの量産開始は、8月7日に発表になるであろうGalaxy Note 10とうまくタイミングが合っており、おあつらえ向きにも思えるが、期待で熱くなってはいけない。Galaxy Note 10の米国版モデルは、米Qualcommの「Snapdragon 855」か「855 Plus」を搭載すると見られるが、どちらのチップもLPDDR5はサポートしていない。また、米国以外のモデルは、Samsung自身の「Exynos 9825」を搭載すると見られ、これがLPDDR5をサポートしているかどうかは不明だが、いずれにせよ、フラッグシップモデルのSnapdragon版とExynos版で大きな性能差を設けるとは考えにくい。したがって、Galaxy Note 10のRAMは、Galaxy S10 5Gと同じくLPDDR4Xである可能性が高い。LPDDR4Xもかなりの高性能だ。

 一方、来年登場するであろう「Galaxy S11」がLPDDR5を採用するのはほぼ確実だ。「Snapdragon 865」に関しては、5Gモデム内蔵でLPDDR5もサポートするとのうわさが既にある。また来年は、ハードウエアとネットワークの両面で、5Gに本格的な進展が見られる可能性が高い。最速のAndroidスマホ以外は欲しくないという人は、何カ月か先まで待つことになるかもしれない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ