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顧客ドリブンのオープンソースがソフトウエアの未来

2019/12/25

 ほかにもたくさんある。Open Source Software Conference(OSCON)2019の登壇者の所属先をざっと見ても、米Uber、ドイツBosch、米Home Depot、米Comcastといった企業の名が見られ、その多くは、オープンソースソフトウエアの利用と開発の両方を行っているという話をしている。

ソフトウエアの未来

 もちろん、ベンダーが開発したソフトウエアにも素晴らしいものはある。だが、ベンダー発のソフトウエアは、商売の対象というよりは、インフラの稼働に関係しているものが特に優れている。例えば、米GoogleとKubernetesについて言えば、Googleは、コンテナ化したワークロードの稼働を、Kubernetesのリリース前から10年以上続けてきた。Kubernetesの登場で、Googleとは似ても似つかない企業でも、Googleに似たパワーを突如として手に入れられるようになった。

 これがオープンソースの未来だ。ソフトウエアベンダーは今後も引き続き、オープンソースプロジェクトに貢献し、自らプロジェクトをリリースしていくだろう。しかし、Whitehurst氏やWilson氏が見抜いているとおり、企業が自らの問題を解決し日々のニーズに対処するために、真のオープンソースの流儀で自ら開発したソフトウエアこそ、最高のソフトウエアである。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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