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ZoomがKeybaseを買収、エンドツーエンドの暗号化に対応へ

2020/05/12

Matthew Finnegan Computerworld

 この数カ月、新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってZoomの利用が急増する中で、Zoomのセキュリティやプライバシーに関してさまざまな弱点が浮き彫りになり、同社は批判の的となった。また、「エンドツーエンドの暗号化」とのうたい文句が誇大説明だったことも非難を集めた。後に同社は、その定義に混乱があったことを謝罪している。

 当然ながら、米Microsoft、米Google、米Ciscoといったライバル企業は、Zoomのつまずきに乗じて、自社のビデオプラットフォームのセキュリティをアピールしている。

 Zoomは4月初め、90日間にわたるセキュリティ強化計画を打ち出し、その間は新機能の搭載を凍結してセキュリティ上の懸念に集中的に対処していく方針を明らかにした。その一環として、元米Facebook最高セキュリティ責任者(CSO)であるAlex Stamos氏を、Yuan CEOのセキュリティコンサルタントに採用した。

 さらに今回の買収で、ZoomはKeybaseの技術を取り入れた完全なエンドツーエンドの暗号化を実現することになる。

 現状のZoomでは、映像や音声の通信データは、送信側のデバイスで暗号化したものを受信側のデバイスで復号しており、4月下旬リリースのZoom 5.0からは、AES-256ビットでの暗号化にも対応した。しかし、暗号化鍵は現在もZoomのサーバーが生成している。

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