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Microsoft、ファイル復旧ツール「Windows File Recovery」をリリース

2020/07/01

Mark Hachman PCWorld

 Microsoftが挙げた例で言うと、Cドライブのピクチャフォルダから削除したJPEG形式とPNG形式の画像ファイルをEドライブに復旧したい場合、次のように指定する。

 winfr C: E: /n \Users\<ユーザー名>\Pictures\*.JPEG /n \Users\<ユーザー名>\Pictures\*.PNG

 このツールのファイル復旧には、「Default」「Segment」「Signature」という3つのモードがあり、上の例はDefaultモードを使っている。Defaultモードは、マスターファイルテーブル(MFT)を使って対象ファイルを探す(MFTとは、NTFSのパーティションからファイルを取り出すために必要な情報が記録されている領域である)。Segmentモードは、セグメントを使って対象ファイルを探すモードで、MFTが損傷している場合でも使える(セグメントとは、MFTの中に記録される各ファイルの基本情報で、名前、日付、サイズ、種類、インデックスなどで構成されている)。Signatureモードは、PDF、PNG、ZIPなど、ファイルの種類を指定して対象ファイルを探すモードで、復旧元がUSBドライブなどの外部ストレージデバイスの場合はこのモードしか使えない。

 Microsoftは、Windows File Recoveryの使い方を説明したサポートページの中で、ファイル復旧の可能性を高めるための重要なポイントとして、このツールを実行するまではパソコンの使用を極力控えるよう勧めている。「Windowsのファイルシステムでは、削除したファイルが使っていた領域は空き領域とマークされる。この時点では、削除したファイルのデータがこの部分にまだ残っていて復旧できる可能性がある。しかし、コンピューターを使用すると、ファイルが作成される可能性があり、この空き領域がいつ上書きされるか分からない」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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