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プログラミング言語ランキングTIOBE IndexでR言語が8位に上昇
2020/07/09
オランダTIOBE Softwareが発表している人気プログラミング言語ランキング「TIOBE Index」の2020年7月版で、R言語が過去最高の8位まで順位を上げた。5月のランキングでC言語が1位を獲得した時と同じように、新型コロナウイルスが関係している可能性が指摘されている。

R言語は、先月は9位、1年前は20位だった。背景として考えられる要因の1つとしてTIOBEは、新型コロナウイルスのワクチン研究に関連して大量の統計解析やデータマイニングが必要になった点を挙げている。また、大学や研究機関が統計解析を行う際に、SAS、Stata、SPSSなどの商用パッケージではなく、R言語やPythonを使うようになったとも見ている。
ランキングの1位は3カ月連続でC言語だった。5年以上にわたって1位の座にあったJavaに代わって、C言語は5月のランキングで1位に返り咲いた。TIOBEはこの時も、新型コロナウイルスとの関連性を挙げ、医療機器の組み込みソフトウエアで使われているC言語の人気が高まったとの見方を示していた。