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4~6月期の世界パソコン出荷台数、新型コロナに伴う需要で増加

2020/07/14

 米調査会社のGartnerとIDCは、2020年第2四半期(4~6月期)におけるパソコン市場の調査結果をそれぞれ発表した。世界全体のパソコン出荷台数は、Gartnerのデータでは前年同期比2.8%増、IDCでは同11.2%増との結果だった。新型コロナウイルスの影響が学校や企業に及ぶ中で、消費者がパソコンやChromebookを買い求め、売上の伸びにつながった。なお、Gartnerの調査がChromebookを対象に含まないのに対し、IDCの調査にはChromebookも対象に含まれる。

Credit: Gordon Mah Ung

 Gartnerの調査結果 によると、世界全体のパソコン出荷台数は6480万台だった。伸びが特に著しいのは台湾のAcerとASUSで、前年同期比でそれぞれ23.6%増と21.4%増だった。ただし、出荷台数の順位は、中国Lenovoが首位を維持し、Acerは5位、Asusは6位だった。

 Gartnerは第2四半期の伸びについて、新型コロナの影響によりアジアでサプライチェーンが一時断絶していたことからの反動とする慎重な見方を示している。同社のリサーチディレクター、北川美佳子氏は次のようにコメントしている。「2020年第2四半期は、世界のパソコン市場が短期的に回復した。これを牽引したのは、EMEA(欧州/中東/アフリカ)での極めて堅調な伸びだ。新型コロナの感染拡大に伴って、2020年初めにパソコンのサプライチェーンが大きく断絶したが、その後、販売業者や小売チャネルの供給が通常に近い水準まで戻ったことが、当期の伸びの一因となっている」

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