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4~6月期の世界パソコン出荷台数、新型コロナに伴う需要で増加

2020/07/14

 一方、IDCの調査結果は、当期の好調さがいっそう力強く表れている一方で、今後の停滞にも懸念が示されている。IDCでデバイスとディスプレイ担当のリサーチバイスプレジデントを務めるLinn Huang氏は、次のようにコメントしている。「現時点での指標値によると、教育、大企業、消費者向けのパソコン出荷は堅調だったが、中小企業の停滞が多少の重しとなった。現在入荷待ちの注文もあり、7月に入っても好調は続くと見る。一方で、世界規模の景気後退が進む中で、今後は好調感が次第に陰るだろう」

 IDCの調査結果では、前年同期と比べて世界全体の出荷台数が特に伸びたのは米Apple(36.0%増)とHP(17.7%増)だった。出荷台数の順位ではHPが首位だった。

 IDCのモバイルデバイストラッカー担当リサーチマネージャー、Jitesh Ubrani氏は次のように述べた。「在宅勤務やeラーニングへのニーズから生じた堅調な需要は、従来の予想を上回っている。消費者のテクノロジーのポートフォリオで、パソコンが再び中心的存在となった。だが、こうした需要や高水準の使用が、景気後退の間やコロナ後の世界でも続くのかどうかは、まだ分からない。学校や職場が再開するのに伴い、予算も減少しつつある」

 IDCによると、当期の米国のパソコン出荷台数は2100万台で、前年同期比で2桁の伸びだった。伸び率の具体的な数字は示されていない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
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