TOPコンシューマIT > Microsoft、Surfaceシリーズで廉価版ノートPC...

コンシューマIT

Microsoft、Surfaceシリーズで廉価版ノートPCを今秋発表か

2020/09/10

Mark Hachman PCWorld

 もしそうだとしたら、Windows 10Xの投入に向けた下準備の感もある。Windows 10Xは、Windows 10の「Sモード」にも似たシンプルなOSとしてMicrosoftが計画しているものだが、リリースは2021年にずれ込むと言われている(ずれ込むと言えば、いずれにせよ今回の製品は、学生や生徒がターゲットと言いつつ、秋の入学シーズンを既に逃しているわけだが)。

 もともと、Surface Laptopの強みは、手が届きやすい価格ながら、美しい画面、使いやすいキーボード、長時間バッテリーという直球勝負の特長を兼ね備えた、シンプルなデザインのクラムシェル型ノートパソコンという点にあった。その原点に立ち返りつつ、毛色の異なる製品が新たに加わるということではないだろうか。

 学生や生徒がもっぱらブラウザー上で作業するクラウド中心の環境をMicrosoftが想定しているとしても、RAMが4Gバイトでは、ちょっと残念なことになりそうだ。しかし、8Gバイトとなれば話は変わる。プロセッサはCore i5だし、放課後に「Fortnite」にいそしんだりしない限り、ストレージを最小限に抑えた低価格のSurfaceでも、十分に用が足りるかもしれない。ただし、例えば建築学専攻の大学生ではなく、小中学生あたりが使うものと想定すればだが。

 やや非力な「Surface Go」を別にすれば、Microsoftが最近投入してきたパソコンは、あこがれの的になる製品が中心だった。今回の新型ノートパソコンは、どちらかと言うと現実的な路線で、万人に適した選択肢というSurface Laptopの原点に立ち返ったマスマーケット向けのパソコンに思える。これと言って面白みのなさそうな低価格PCが、Surfaceというだけで急に興味深く感じられるのも、不思議なものだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ