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G Suiteが「Google Workspace」に改称、ツールの連携を強化
2020/10/08
米Googleは10月6日、法人向けサービス群「G Suite」を「Google Workspace」に名称変更することを発表した。また、7月に発表していた新しいユーザーエクスペリエンスを、Google Workspaceのすべての有料ユーザーが利用できるようになると表明した。

新しいユーザーエクスペリエンスでは、コラボレーションとコミュニケーションのためのツールや機能が統合され、スムーズに連携できるようになる。例えば、リアルタイムでチャットしながら、その場でスプレッドシートを使って共同作業を進めるといったことを、1つの画面上で簡単に行える。
Googleは、この新しいユーザーエクスペリエンスを、今後数カ月でコンシューマー向けにも展開していく計画だ。「Gmail、Chat、Meet、ドキュメント、ToDoリストなどの統合ツールを使って、自治会の会合、家計の管理、パーティーの計画などを行えるようになる」とブログ記事は説明している。
Google Workspaceは、名前の変更やユーザーエクスペリエンスの刷新を打ち出しているが、ストレージ容量の新たな制約を除けば、アプリの構成やプランの内容に大きな変更はない。Googleのブログ記事には次のように説明がある。「G Suiteで愛用されてきたプロダクティビティアプリはそのまま残る。Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet、Chatなど、すべてのアプリが今後もGoogle Workspaceのエクスペリエンスの土台となる。我々は引き続きプロダクトを進化させ、これまで以上に柔軟かつ有益でシンプルなプロダクトを実現していく」