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Salesforce、パブリッククラウド利用への一大転換をHyperforceで実現

2020/12/08

Peter Sayer CIO

 米Salesforce.comのBret Taylor社長兼最高執行責任者(COO)は12月2日に、オンライン開催のカンファレンス「Dreamforce」で、同社が21年前に創業して以来の「最も重要な技術的転換」だと評する発表を行った。

Credit: Magdalena Petrova/IDGNS
Credit: Magdalena Petrova/IDGNS

 Taylor氏が発表したのは、コラボレーションプラットフォーム「Slack」を277億ドルで買収するという話ではない(そちらは前日に発表済みだった)。Salesforceのプロダクトをパブリッククラウド上で稼働できる「Hyperforce」のことだ。

 Salesforceは、プラットフォームを抜本的に再構築するプロジェクトを2年間にわたって進めてきた。Hyperforceはその集大成だ。世界中のパブリッククラウドのインフラ上で稼働させ、データの保管場所をユーザー企業が自ら選択できる。

 発表の中でTaylor氏は次のように述べた。「今すぐに話したい優れた技術的詳細は山ほどあるが、ここでは、Salesforceの開発者の方々、管理者の方々、顧客企業の方々にどのように役立つかということに焦点をあてる」

 「金融のように規制要件が厳しい業界の多国籍企業でも、中小企業でも、パブリックセクターでも、Hyperforceを導入することでSalesforceを成長エンジンとして活用してもらえる」

 今回の発表が持つ意味について、米調査会社Futurum Researchの主席アナリスト、Daniel Newman氏は次のように要約する。「『今や世界はハイブリッドであり、我々もユーザー企業のハイブリッド化を可能にする』ということを、Salesforceはついに表明した」

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