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ARM版Windows 10、プレビュー版でx64アプリに対応

2020/12/15

Mark Hachman PCWorld

 米Microsoftは12月10日、ARM版Windows 10のプレビュー版に、x64アプリケーションのエミュレーション機能を搭載したことを発表した。「Surface Pro X」をはじめとするARMプロセッサ搭載のWindowsパソコンで、x64プロセッサ向けの64ビットアプリを動かせるようになり、互換性の問題が解消される。ARM版Windows 10が、通常のWindowsに引けを取らない域にようやく近づいてきた。

Credit: Microsoft

 現在の一般的なWindowsパソコンは、主要なアプリは既に64ビット版に移行している。しかしARM版Windows 10は、これまで32ビット版のx86アプリのエミュレーションにしか対応しておらず、x64アプリを使えないことが課題の1つだった。

 Microsoftは10日の公式ブログ記事で次のように説明している。「2017年末にARM版Windows 10をリリースした時点では、ユーザーが必要とするアプリのロングテールは、32ビット版のみのx86アプリケーションが中心だった。そこで我々は、x86エミュレーターの開発に全力を注ぎ、エコシステムを幅広くカバーするWindowsアプリをシームレスに動かせるようにした。だが、エコシステムは次第に64ビット版のみのx64アプリへとシフトし、ARM64でx64アプリに対応してほしいとの声が寄せられていた」

 今回のエミュレーション機能は、Windows 10 Insider Preview版のビルド21277に搭載され、Devチャネルで提供されている。したがって、正式版への搭載が現時点で確定しているわけではない。しかし、この機能の重要性を考えると、正式リリースに至る可能性は高そうだ。

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