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Bash、バージョン5.1でパス名展開の動作を変更

2021/01/05

Paul Krill InfoWorld

 GNUプロジェクトは2020年12月にBash(Bourne Again Shell)の新バージョン「Bash 5.1」をリリースした。GNUプロジェクトのサーバーからソースコードをダウンロードできる。本バージョンでは、パス名展開の動作の変更のほか、いくつかの機能追加や修正が行われている。

Credit: Thinkstock

 パス名展開は、Bash 4.4までと同様に、バックスラッシュを含むがワイルドカード文字を含まない単語の展開を行わない動作に戻った。これは今回のバージョンで特に顕著な変更とのこと。

 このほか、Bash 5.1では、次のような新機能や修正が加わっている。

  • Readlineの新機能として、ポイントとマークの間のテキストをハイライトする「faces」が追加された。また、Readlineのスタンドアロンライブラリの新バージョンであるReadline 8.1もあわせてリリースとなった。
  • 乱数を取得するための新しい変数「SRANDOM」が加わった。システムのエントロピーエンジンを利用することから、種の再指定で同じ乱数列を取得することはできない。
  • パラメーター変換の新しい演算子の追加。
  • 端末からの読み取り中のトラップ処理に関する変更。
  • シェルのクラッシュを引き起こすバグなどの修正。

 Bashは、POSIX仕様を実装したシェルに加え、インタラクティブなコマンドライン編集やジョブ制御など、さまざまな機能を持ち、LinuxやUNIX系のシステムで広く使われている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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