TOPコンシューマIT > Netflix、不正なアカウント共有を取り締まり強化か

コンシューマIT

Netflix、不正なアカウント共有を取り締まり強化か

2021/03/15

Ben Patterson TechHive

 Netflixのアカウントを他人と使い回す行為は、サービス開始当初からあった。当TechHiveでも、Netflixなどのサービスのアカウントを友人と共有するためのツールを記事で取り上げたことがある。

 Netflixはこうしたアカウント共有を長年黙認してきた。同社の共同創業者であるReed Hastings氏は2016年に、2人でも10人でも、Netflixを皆で楽しんでもらうのはたいへん結構なことだと発言している。タダ乗りの利用者も、最終的には自ら入会することが多いという理由からだった。

 だが、最近のストリーミング業界は、こうしたアカウント共有を次第に問題視しつつある。ある試算によると、こうした行為によって失われた収益は、ストリーミング業界全体で91億ドルに上り、2024年には125億ドルまで増える見通しだ。

 今回のテストに関しては、Netflixが今後アカウント共有を幅広く取り締まるという意味なのか、それとも今回限りの小規模な実験にとどまるのかは不明だ。米CNBCは、Netflixが1年に何百という数のテストを実施しているという広報担当者の話を伝えたうえで、全面的な取り締まりにはつながらない可能性もあると言及している。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ