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Windows 10プレビュー版、「Power Automate Desktop」を標準装備
2021/03/19
米Microsoftは3月17日、Windows 10 Insider Previewのビルド21337を、Devチャネルでリリースした。RPAツール「Power Automate Desktop」を標準装備のアプリとして搭載したほか、仮想デスクトップの切り替えなどに関して、細かな修正が加わっている。

Power Automate Desktopは、デスクトップアプリの操作を自動化するツールだ。一般のパソコンユーザーにはあまりなじみがないかもしれないが、いわゆるローコード/ノーコード開発の業務プラットフォームとしてMicrosoftがこのところ推進してきた「Power Platform」の一員である。
Power Automate Desktopを使うと、パソコン上の複数のアプリにまたがった操作を自動化するワークフローを、プログラミングを知らない人でも作成できる。アプリ間連携に対応したマクロ作成ツールのようなものだ。定型的な反復作業をこうしたツールに任せることで、時間と手間を節約できる。
Power Automate Desktopの画面上では、目的のアクションをドラッグ&ドロップで配置して、ワークフローを作成する。「IFTTT」の類いの自動化ツールや連携ツールを使ったことがある人なら、なじみがあるはずだ。また、画面上で行った操作を記録して、再生することもできる。