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Apple、AirTagの悪用対策でAndroid用アプリをリリースへ

2021/06/07

Jason Cross Macworld

 米Appleの「AirTag」やスロベニアChipoloの「ONE Spot」など、Appleの「探す(Find My)」ネットワークに対応した紛失防止トラッカーは、ストーカーが相手の居場所を知る目的で悪用する可能性もある。こうした不正な追跡行為への対策強化として、Appleは6月3日、Android用のアプリの提供や、AirTagのサウンドの仕様変更について明らかにした。

Credit: IDG
Credit: IDG

 この手の不正な追跡は、相手のバッグやポケットにこっそりAirTagを入れるといった手口で行われる。この場合、入れられた当人がiPhoneユーザーであれば、自分のものではないAirTagを所持中だという通知が来るが、Androidユーザーの場合、通知を受け取るすべがなかった。

 米CNETの6月4日の記事によると、Appleは、Androidでもこの状況を把握できるようにするためのアプリをリリースすることを明らかにした。ただしこれは、すべての機能を備えた「探す」アプリのAndroid版ではない。身に覚えのないトラッカーを検知するためだけのアプリだ。

 このアプリがどの程度使われるかという意味では、実効性に少々疑問もある。あえてインストールしておこうと考える人は、ごく少数にとどまりそうだ。だが一方で、現実にこのような追跡の脅威にさらされ、なおかつiPhoneを持っていない人にとっては、身の安全を守るための心強い存在になる。

 またAppleは、所有者のもとを離れたAirTagが音を出すまでの時間を変更したことも明らかにした。現在のAirTagは、ペアリングされたデバイスから離れた状態が3日間続くと、自動で音が鳴る仕組みになっているが、現在ロールアウト中のソフトウエアアップデートでは、8~24時間のうちのランダムなタイミングで鳴る仕様に変わる。時間がこれまでより短く、タイミングも分からないとなれば、他人を追跡する目的での利用を抑止する効果が高まりそうだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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