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「Windows 10は最後のWindows」という話は何だったのか

2021/06/23

Mark Hachman PCWorld

Windows 11はどうなるか

 最近ネットに流出したWindows 11を試用してみると、当時Microsoftから出た話は今でも成り立つと言ってよい。つまり、Windows 11は、Windows 10に新機能や改良を加えた「Windows 10+」という趣だ。タスクバー、アイコン、スタートメニュー、ウィジェットなど、UIが刷新されているものの、それ以外の新機軸はあまりない(今のところは)。Windows 10からの脱却とはいえ、土台は基本的にWindows 10だ。標準装備のアプリも、従来とほぼ変わっていない。

 Microsoftは、Windows 11を投入することを正式には認めていない。Satya Nadella最高経営責任者(CEO)が言う「次世代のWindows」がどのような存在なのか、詳しい説明はまだ何もない。Windows 11が今後のWindowsの土台になるという話なのか、それとも、例えばWindows 10 Sと同じように、並行して開発している何かであるかも不明だ(後者の可能性は低いと思うが、確証はない)。

 結局のところ、Windows 11はブランディング上の策だ。Windows 10がWindows 8の要素を引き継いだのと同じように、Windows 11は依然としてWindowsであり、依然としてWindows 10である。Microsoftが何を投入するにせよ、パッチを継続的に提供するだろうし、機能追加のアップデートもおそらくは続けるだろう。Windows as a Serviceのコンセプトはなくなりそうにない。しかし、Windows 10の名が永久に続くと考えるのは、現実味がなさそうだ。

 現時点の情勢からすると、Nixon氏の発言は結果的に間違いだったことになりそうだ。MicrosoftはWindows 10からの脱却を計画しているようである。だが、Nixon氏を責めるのはやめておこう。同氏が熱心に話した中の何気ない一言が、Microsoftの方針と認識されただけなのだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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