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Windows 11のTPM要件、Microsoftの説明は

2021/07/02

Mark Hachman PCWorld

TPMの意義

 Weston氏はブログ記事の中で、TPMの基本的な働きについても説明している。TPMは、パソコンのマザーボード上に単体のチップとして搭載されている場合と、CPU自体の中に組み込まれている場合とがある。暗号化鍵や、ユーザーの資格情報など、機密性が高いデータをハードウエア的に防御する役割を果たし、マルウエアなどの攻撃によるアクセスや改ざんを防ぐ。

 また、以前のTPM 1.2とTPM 2.0の違いについて、Microsoftは別の技術文書の中で、TPM 2.0の方が高度な暗号化アルゴリズムをサポートしていることや、ISOで標準化されていること、CPUにTPMの機能を統合できることなどを挙げている。TPMの機能は、デフォルトではBIOSの設定で無効化されている場合もある。

 Weston氏は、6月25日のTwitterへの投稿で、この5年ほどの間に登場したCPUはほとんどがTPMを備えており、Intelでは「PTT」、AMDでは「PSP fTPM」という名前だと説明。少なくとも2015年から、MicrosoftはこうしたTPMをOEMの認定の要件に定めていたと補足している。

 だが、Windows 11へのアップグレードに必要なTPMなどの要件に関して、Microsoftが当初示した情報は、分かりにくい点がいくつかあった。米ZDNetが6月25日の記事で指摘したように、Microsoftが「Windows 11の互換性」とのタイトルで当初公開した文書では、ハードウエア要件の説明が「Hard Floor」と「Soft Floor」という2つのセクションに分かれており、TPMのバージョンの要件は、Hard Floorでは1.2以上、Soft Floorでは2.0以上となっていた。

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