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Windows 11のTPM要件、Microsoftの説明は

2021/07/02

Mark Hachman PCWorld

 加えて、Hard Floorの方には、CPUが1GHz以上で2コア以上、メモリが4Gバイト以上といった最小要件も出ていたが、Soft Floorの方はあいまいだった。そして、Hard Floorの要件を満たさないPCはWindows 11にアップグレードできず、Soft Floorの要件を満たすPCはWindows 11へのアップグレードを勧めないという説明になっていた。

 こうしたことから、結局Windows 11にアップグレードできる要件は何なのか、分かりにくくなっていた。その後、Microsoftは当該文書を改訂し、TPM 2.0が必須要件であることを明確にした。

 あわせて、パソコンがWindows 11にアップグレード可能かどうかを確認できるツールとしてMicrosoftが提供した互換性チェックツールも、分かりにくいものだった。アップグレード不可という結果になった場合に、結局どの要件をどう満たしていないのか、分からずじまいだからだ。Microsoftはこのツールに関しても、改良を約束している。

 近年のパソコンは、セキュリティ機能が密接に組み込まれ、マルウエアに立ち向かうための先進的な手法が取り入れられている。Windows 11のシステム要件で表面化したのは、PCは基本的にはずっと使えてしかるべきだという考え方と、古いパソコンはセキュリティ上の理由で捨て去る必要があるというMicrosoftの考え方との対立だ。こうした転換に向けてユーザーに心の準備をさせるという面で、Microsoftにはもっとうまいやり方をしてほしかったと思う。だが、Windows 11にアップグレードできないパソコンも、少なくとも2025年までは、Windows 10のままで使い続けられる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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