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Windows 11のTPM要件、Microsoftの説明は

2021/07/02

Mark Hachman PCWorld

 「Windows 11」の最小システム要件に関して、米Microsoftが示した説明は、かなり分かりにくかった。TPMが必要という話や、米IntelのCoreプロセッサは第8世代以降のみ対応といった話が出てきて、ユーザーからは疑問の声も上がった。Microsoftはこうした疑問の解消に少しずつ取り組んでいる。

Credit: Gordon Mah Ung / IDG
Credit: Gordon Mah Ung / IDG

 MicrosoftでエンタープライズおよびOSセキュリティ担当ディレクターを務めるDavid Weston氏は、同社の公式ブログ記事で、TPMを必須要件とした理由を説明している。フィッシングやランサムウエアなどのサイバー攻撃が猛威を振るう中、防御を強化するための基盤としてTPMは重要な意味を持つと話す。

 「ランサムウエアなどの広く蔓延している高度な攻撃からの防御という意味でも、国家レベルのさらに高度な攻撃からの防御という意味でも、今後のパソコンには、モダンなハードウエアによる信頼の基点(Root of Trust)が必要だ」とWeston氏は述べ、TPM 2.0を必須要件とすることでハードウエアセキュリティの水準が上がるとしている。

 Weston氏は、PCプラットフォームのセキュリティ強化に向けたMicrosoftの取り組みの事例として、2019年に提唱した「Secured-core PC」を挙げている。ハードウエア、ファームウエア、仮想化などのレベルで複合的にセキュリティを強化した構成のPCだ。また、セキュリティプロセッサ「Pluton」にも言及している。Intel、そして米AMD、米QualcommというCPUメーカーとの協力のもとで、いっそう強固なセキュリティ機能をCPUに組み込むものとなる。

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