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Apple、iCloudに保存する写真の児童ポルノ検出機能を導入へ

2021/08/16

Jason Cross Macworld

 ハッシュ値の取得やデータベースとの照合は、すべてユーザーのデバイス上で実行される。照合は背後で行われ、この段階では元画像の特定やユーザーへの警告はしない。照合結果は、特定のしきい値を満たす場合にのみAppleに伝わり、対象の写真の復号や、人間による確認、当該ユーザーのアカウントの無効化といった措置が講じられる。また、米National Center for Missing & Exploited Childrenへの報告を通じて、警察にも通報が行く。

 この仕組みからすると、一人ひとりのiPhoneの中にある写真すべてをAppleが好き勝手に参照できてしまう可能性は極めて低い。Appleによると、実際にはCSAMを扱っていないアカウントが誤判定を受ける可能性は、年間で1兆分の1未満にとどまる。また、誤判定でアカウントを止められたユーザーが異議を申し立てるプロセスもある。

 このチェック機能は、いわば半強制で適用される。つまり、iCloudに写真を保存しないという選択は可能だが、iCloudを使う場合、この機能を無効化する方法はない。

 Appleは、今秋登場するiOS 15、iPadOS 15、macOS Montereyで、この機能を導入する予定。技術的な詳細については、Appleが公開した文書で確認できる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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