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T-Mobileから約5000万人分の個人情報が流出、大半は過去の利用者と申込者
2021/08/20
米T-Mobileは8月17日、サイバー攻撃で約5000万人分の個人情報が流出していたことを発表した。このデータ流出については、テクノロジー情報サイトMotherboardが16日の記事で、T-Mobileの顧客情報が闇フォーラムで販売されていると報じ、T-Mobileも同日、攻撃を受けた事実を明らかにしていた。

T-Mobileによると、流出したデータのうち約4000万人分は、過去の利用者や申込者のものだった。つまり、現時点でT-Mobileを利用していない人のデータが大部分を占めている。どのくらい過去のデータまで保存していたのか、同社は説明していない。
同社の発表によると、流出件数の内訳は次のとおり。
- 後払い契約の元利用者や申込者のデータ:約4000万人分
- 後払い契約の現利用者のデータ:約780万人分
- プリペイドでの現利用者のデータ:約85万人分
さらに、現在利用されていないプリペイドアカウントに関しても、一部の情報が盗まれた。
流出したデータには、後払い契約の現利用者、元利用者、申込者の氏名、生年月日、社会保障番号、運転免許証/ID情報が含まれる。