TOPコンシューマIT > Apple、キーボードのキーをマウスとして使う技術の特許を申...

コンシューマIT

Apple、キーボードのキーをマウスとして使う技術の特許を申請

2021/08/23

Roman Loyola Macworld

 キーボードとマウスの関係に新風を吹き込む特許を、米Appleが出願していたことが分かった。キーボードから取り外し可能な「キーマウス」に関する特許だ。米特許商標庁が最近公開した情報から明らかになったもので、Apple関連情報サイトの米Patently Appleが8月19日の記事で報じた。

Credit: Apple
Credit: Apple

 キーマウスとは、キーボードの中のいずれかのキーが、光学式センサーの類いを内蔵した脱着可能なキーになっていて、必要な時に取り外してマウスとして使えるというもの。対象のキーは、上に引き抜くか横に滑らせてキーボードから取り外す。

 特許申請の中でAppleは、マウス以外のトラックパッドなどのポインティングデバイスについて、作業の時間や種類によっては、体への負担や使いづらさがあると説明。マウスであれば、グラフィックデザイン、CADやモデリング、複雑なドキュメントの編集など、正確な操作が求められる作業に適していると述べている。

 仮にこの技術がMacBook Proのキーボードに搭載されたら、Photoshopの操作やサウンド編集など、ピクセル単位の作業が必要になった時に、キーボードからキーを1個取り外して、マウスとして使える。ノートパソコンのケースに外付けのマウスを入れておいたり、トラックパッドで細かな操作に苦労したりせずに済む。

 確かに、トラックパッドよりマウスの方が楽に行える作業はある。しかし、例えばShiftキー1個分の大きさのマウスで、標準的なマウスと同じような使いやすさが得られるのかどうかは不明だ。いずれにせよ、Appleはさまざまな技術の特許申請を絶えず行っており、同社が研究を進めている様子が見て取れる。特許を申請したからといって、その技術が実際に世に出るとは限らないが、別の製品や機能につながる可能性もゼロではない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ