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Intelの7~9月期決算、ノートパソコン向けの売上が減少

2021/10/25

Mark Hachman PCWorld

 米Intelが10月21日に発表した2021年7~9月期決算は、世界的な半導体不足がパソコン向け事業の業績に影を落とす結果となった。パソコンメーカーにおけるノートパソコンの生産が部品不足により滞ったことが影響した。

Credit: Martyn Williams / IDG
Credit: Martyn Williams / IDG

 7~9月期決算は、全体としては前年同期比で増収増益となったが、パソコン向けのプロセッサやチップセットを手がけるクライアントコンピューティング部門の売上高は、前年同期比2%減の97億ドルだった。

 Intelは決算発表のプレスリリースの中で、同部門の売上減の理由について、業界全体の部品不足でノートパソコンの数量が減ったことや、その他の売上の減少によるものと説明した。一方、平均販売価格(ASP)の上昇やデスクトップパソコンの好調さによって、減少分の一部は相殺されたとしている。

 昨年来の半導体不足は、自動車などさまざまな業界に影響を及ぼしている。これまで特に逆風があったのはGPU業界だ。供給のひっ迫と転売行為が相まって価格が上昇し、グラフィックボードなどの製品が入手しにくくなった。Intelは決算のプレスリリースで、具体的にどの部品の不足が売上に響いたのかについては触れていない。

 Intelの7~9月期売上高は192億ドルで前年同期比5%増、純利益は68億ドルで同60%増だった。10~12月期の売上高については、当期と同じ192億ドルを予想している。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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