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Red Hat Enterprise Linux、バージョン9のベータ版が登場

2021/11/05

Jon Gold Network World

 RHELの標準のコンテナイメージとしてRed Hatが提供しているUBI(Universal Base Image)には、「Micro」や「Minimal」という軽量版のイメージもあり、リソースに制約があるデバイス向けのアプリケーションの開発に適している。これも、エッジ用OSとしての魅力を高める特徴だ。

 エッジへの展開を巡るオープンソース企業の争いで、Red Hatのアプローチは他とは明確に異なるとMcCarthy氏は指摘する。

 「ドイツSUSEは、エッジに的を絞った製品を開発し、標準のLinux製品のラインナップに加えているが、Red Hatのアプローチは異なり、コア製品にエッジ向けの機能を直接搭載している。その方が統一感がある」

 また、新機能そのものとは別の特徴として、RHEL 9は基本的な管理ツールの変更が最小限にとどまっているという点がある。これまでは、新バージョンが登場するごとに、管理者は新しいツールの使い方をさまざまな面で学ぶ必要があった。規模や複雑さが高まる一方のIT環境に携わる人にとっては、負担になる場合もあったとMcCarthy氏は言う。

 「他のメジャーリリースとは違って、使い慣れた感覚のものになりそうだ。通常、メジャーバージョンアップは習熟に時間がかかることが多いが、今回のバージョンは、管理ツールの使用感をRHEL 8と同じにすることを目指している」

 RHEL 9のベータ版はRed Hatのサイトからダウンロードできる。以前は、ベータ版の利用登録をした人だけが試用できる形となっていたが、現在はこの制限はなくなっており、Red Hat Developer Programの無料アカウントさえあれば誰でも試すことができる。なお、Red Hatは今回の発表で、正式版のリリース予定時期については言及していない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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