TOPマネジメント > 2022年のIoTとエッジ、気候変動対策や半導体不足の影響は...

マネジメント

2022年のIoTとエッジ、気候変動対策や半導体不足の影響は

2021/11/17

Jon Gold Network World

 米調査会社Forrester Researchは、IoTやエッジコンピューティングに関する来年の予測をまとめた調査レポート「Predictions 2022:Edge, IoT, and Networking」を発表した。筆頭著者のAbhijit Sunil氏は、IoTとエッジの利用が同時に拡大していることや、気候変動対策の動きが今後のIoTやエッジの伸びを後押しする点について言及している。

Credit: Huawei
Credit: Huawei

 「IoTの進展は、エッジ抜きには語れない。両者は別々の存在ではなく、ユースケースに相乗効果をもたらしている」とSunil氏は言う。

 レポートでは、サステナビリティ関連のサービスへの需要から、今後はIoTやエッジに大きな注目が集まると予測している。CO2濃度、汚染、大気質の測定など、環境関連のユースケース全般に対するニーズが次第に高まるほか、水や電力などの資源の利用を企業が効率的に管理するためのIoTシステムが必要とされるようになる。

 こうした流れは特に大手企業で顕著だとSunil氏は話す。

 「Fortune 200企業を調べたところ、全体の58%は、最高サステナビリティ責任者を2020年の時点で任命していた。それ以外の企業でも、サステナビリティを統括する職務を、何らかの役職者が担っているところが多い」

 産業界では、IoTやエッジなしでのサステナビリティ戦略は難しくなってきているとSunil氏は言う。また、IoTやエッジに伴ってテクノロジーの管轄がIT部門から事業部門に移りつつあると言われている現在でも、行動を起こすのに最も適任なのは最高情報責任者(CIO)だと同氏は指摘する。

 「企業のグリーンIT戦略を動かすのは、こうした新興技術を理解している人でなければ無理だ」

↑ページ先頭へ