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Apple、音楽生成技術を手がける英AIベンチャーを買収

2022/02/10

Michael Simon Macworld

 米Appleが、AIを使った音楽生成技術を手がける英ベンチャー企業AI Musicを買収した模様だ。米Bloombergが2月8日の記事で報じた。買収額などの詳細は明らかにしていない。AI MusicのWebサイトは既に閉鎖されている。TwitterのアカウントやLinkedInのプロフィールは今のところ残っているが、最近の投稿はない。

Credit: Apple
Credit: Apple

 LinkedIn上では、AI Musicの事業について、「音楽のあり方を、静的で一方的な働きかけから、動的な共創へと進化させている」との説明が見られる。平たく言うと、聴き手の気分や状況に合ったリミックスを、AIがリアルタイムで生成するといった路線だったようだ。

 また、「当社が目指しているのは、音楽の選択権を消費者に与え、ニーズに合わせてシームレスに編集した形で音楽を提供することや、聴き手に応じて変わる動的なソリューションを開発することだ」との説明もある。

 AI MusicのSiavash Mahdavi最高経営責任者(CEO)は、英Music Allyの2017年のインタビューで、同社の設立に至った着想について、「聴き手の心に響き、聴き手を楽曲へと引き込むようなリミックスを作る」という考えから始まったと説明。ゼロから音楽を生成するのではなく、AIを活用して楽曲に変化を加え、音楽の利用のあり方を変えるとの方向性を示していた。

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