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セキュリティ

Chrome、プライバシー設定にウィザード形式の新機能を導入

2022/04/11

Michael Crider PCWorld

 米Googleは4月6日、Webブラウザー「Chrome」のセキュリティー設定画面に、ウィザード形式の新機能「Privacy Guide」を導入したことを明らかにした。一つひとつの設定項目が持つ意味をステップバイステップで分かりやすく確認できるようにした。

Credit: Google
Credit: Google

 Privacy Guideは、Chromeの「設定」→「プライバシーとセキュリティー」の中で利用できる。プライバシーに関するデータのローカル保存や、Googleアカウントとの情報の同期など、個別項目の意味を確認しながら設定を変更できる。ただし、各項目の説明文の言い回しは、角が立たないように多少取り繕った感じにも思える。

 この機能で設定できる項目の中には、「プライバシーサンドボックス」もある。Cookieを使ってトラッキングを行う従来のターゲティング広告に代わる仕組みとして、Googleが提唱したのがプライバシーサンドボックスだが、賛否両論がある。

 Privacy Guideは今後、Chromeのデスクトップ版のバージョン100以降で、世界全体で利用可能になる。Googleの発表には対象のOSについて言及がないが、すべてのOSのChromeで利用できるものと推測される。

 Webブラウザーの世界シェアで首位のChromeは、ID盗難をはじめ、さまざまな不正行為の標的になりやすい。Google自体には、プライバシーで先頭を行く企業という印象はないものの、この新機能は確かにプラスになりそうだ。だが、プライバシーの懸念を真剣に捉えている人は、例えばBraveなど、別のブラウザーを検討した方がよいかもしれない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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