TOPセキュリティ > データ侵害で企業に生じるコスト、過去最高の435万ドルに、I...

セキュリティ

データ侵害で企業に生じるコスト、過去最高の435万ドルに、IBM調べ

2022/08/03

Shweta Sharma CSO

 米IBMは7月27日、データ侵害を受けた企業や組織で生じるコストに関する年次リポートの最新版「Cost of a Data Breach Report 2022」を公開した。1回のデータ侵害で生じるコストの平均額は前年の424万ドルから435万ドルに増え、過去最高を記録した。

Credit: AndreyPopov / Getty Images
Credit: AndreyPopov / Getty Images

 調査はIBM Securityの委託のもとで米調査会社Ponemon Instituteが実施。2021年3月から22年3月の間にデータ侵害を経験した世界550の企業や組織を対象に行った。

 今回調査した企業や組織の83%は過去にもデータ侵害を受けたことがあった。侵害に伴うコストの約半分は、侵害から1年以上たった後で生じていた。また、60%の企業や組織はデータ侵害を受けた後で製品やサービスの価格を引き上げていた。

重要インフラを扱う企業やクラウドが攻撃の標的に

 重要インフラを扱う企業や組織に対する侵害を見ると、28%はランサムウエアや破壊的攻撃によるものだった。攻撃者がグローバルなサプライチェーンを寸断させる狙いで重要インフラ業界を標的にしていることが伺える。この調査では、金融サービス、産業、運輸、ヘルスケアなどの企業や組織が重要インフラ業界に含まれている。

↑ページ先頭へ