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Appleがライバルから“拝借”した10の新機能(前)

2019/06/25

Michael Simon PCWorld

 米Appleが6月初旬に開催した開発者会議「WWDC」の初日の基調講演は、同社のデバイスをかつてないほど美しく、そしてパワフルに仕上げるための新たな機能、アプリ、工夫が満載だった。9月になれば、従来モデルも含めるAppleデバイスで、「iOS 13」「iPadOS」「watchOS 6」の様々な新しい仕掛けを試すことができる。Appleの発表や同社のCraig Federighiソフトウエアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントの話を聞くと、いずれも驚くほど画期的で、まさに革新というほかない。

Credit: Apple

 これらアップデートの新版や新OSの登場は、Apple自身が言うように、実にドラマチックで魅力的な体験をiPhone、iPad、Apple Watchにもたらすかもしれないが、本当の意味で新しいものではない。少なくとも、Apple製品以外のユーザーにとっては違う。Appleが6月3日の基調講演で発表した目玉機能のほとんどは、すでに世の中で提供されている。盛大な拍手と歓声が沸き起こるたびに、AndroidやFitbitデバイスのファンは、むしろ冷ややかに笑っていたことだろう。

ダークモード

 Appleは2014年にリリースした「Mac OS X Yosemite(10.10)」のメニューバーとDockにダークモードを採用し、昨年の「macOS Mojave(10.14)」ではアプリにも拡大した。確かにパソコンでは早かったが、スマートフォンでは出遅れ感がある。米Googleは何年も前からAndroidにダークテーマ(ダークモード)を提供しているし、韓国Samsung Electronicsが今年初めにリリースした独自UI「One UI」ではシステム全体でダークモードをサポートする。AppleはiOS 13のダークモードについて「スクリーン上のすべての要素が目に優しく、システム全体で統一性を保つよう考慮してデザインした」と言うが、「Galaxy」や「Pixel」スマートフォンのユーザーの方が先にこれを体験している。

ダウンロードマネージャー

 この機能はあまりに登場が遅れたため、Appleは気の利いた名前を付けていない。iPadOSでは、ダウンロードマネージャーのおかげで「ユーザーはSafariでダウンロード中のファイルやダウンロードしたファイルの状況を確認したり、新しいダウンロードフォルダーからそれらファイルにアクセスしたりするといった操作が手軽に行える」とAppleは説明している。Androidユーザーにしてみれば、それができなかった時代はいつだったか、思い出せないくらいだろう。

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