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オンラインの安全性の拠り所、PKIを易しく説明(下)

2019/07/12

Josh Fruhlinger CSO

インターネットでは、暗号化の手法として公開鍵暗号が特に広く使われている。そして、公開鍵基盤(PKI)という言葉は、公開鍵暗号の利用や管理に関連するもろもろの要素を包含している。現代のWebブラウザーにはPKIが組み込まれていて、インターネットでやりとりするトラフィックのセキュリティ保護に使われている。また、企業が社内の通信を保護する目的でPKIを取り入れることもある。

前回から続く)

メールのセキュリティ保護での利用

Credit: Thinkstoc

 PKIはメールのセキュリティ保護にも有益だ。その理由はWebトラフィックの防御と同じである。オープンなインターネット上を流れるデータは、暗号化されていなければ簡単に盗聴できるし、何らかの本人確認の手段がなければ、メールの送り主が本当にその人かどうかすぐには信用できない。

 前述のとおり、Webトラフィックに関してはPKIが広く普及している。必要なインフラのほとんどはWebブラウザーやサーバーに組み込まれていることから、標準的に普及させることが比較的簡単だった。だがメールとなると、多種多様なクライアントが使われており、普及は少々厄介だ。

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