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サーバーレスコンピューティング、知っておくべき要点(中)

2019/07/24

Josh Fruhlinger InfoWorld

サーバーレスサービスの主な事業者

 現在のサーバーレスコンピューティングの先駆けとなったのは、AWSが2014年に発表した「AWS Lambda」だ。その後、米Microsoftも追随し、「Azure Functions」を2016年に始めた。さらに米Googleも「Google Cloud Functions」のベータ版を2017年に始め、2018年7月には正式版とした。この3社のサービスは、制限、強み、言語などに関して、それぞれ若干の違いがある。その比較については、Akiwatkar氏の記事が詳しい。そのほか、オープンソースのApache OpenWhiskプラットフォームを基盤とする米IBMの「IBM Cloud Functions」もある。

 サーバーレスコンピューティングのプラットフォームの中では、AWS Lambdaが最も著名で、また当然ながら、最も長きにわたって進化や改良を重ねてきた。AWS Lambdaの新機能や変更点については、InfoWorldの記事でも紹介している。

サーバーレスアーキテクチャの構成要素

 サーバーレスアーキテクチャのアプリケーション構築に欠かせない各種の構成要素も、ソフトウエアのさまざまな領域と同じように進化を遂げてきた。例えば、コードの作成に使うプログラミング言語、コードの構造を決めるアプリケーションフレームワーク、コードの実行開始の合図となるトリガーなどの要素がある。

 こうした構成要素は、それぞれさまざまな選択肢を組み合わせることができ、各サービス事業者で共通して使えるものもあるが、利用する事業者によっては制約もある。例えば言語に関しては、AWS LambdaはJava、Go、C#、Python、Node.jsなどをサポートしているが、Azure Functionsが正式にサポートしているのはJava、JavaScript、C#、F#のみだ。

 トリガーに関しては、AWS Lambdaが最も種類が豊富だが、Amazon Simple Email ServiceやAWS CodeCommitなど、AWSのプラットフォームに固有のものも多い。Google Cloud Functionsは、汎用的なHTTPリクエストをトリガーに使える。3社のサービスの構成要素の比較については、StackShare.ioのPaul Jaworski氏の記事が詳しい。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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