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マイクロサービスの普及とともに存在感を増すサービスメッシュ(中)

2019/08/07

Josh Fruhlinger InfoWorld

 IT界で、デジタルトランスフォーメーションの旗印のもとに起きている変化の1つが、モノリシックアプリケーションからマイクロサービスへという転換だ。大規模な一枚岩的アプリケーションを、個別の機能を提供するサービスに細分化し、それぞれ別のコンテナで動かす。コードや依存関係をサービス単位で切り分けることができ、別のサーバーへの移動も簡単だ。

前回から続く)

サービスメッシュとKubernetesの違い

Credit: Jeremy Perkins

 コンテナベースのアーキテクチャーになじみがある人は、オープンソースのコンテナオーケストレーションプラットフォームとして広く使われている「Kubernetes」とサービスメッシュはどういう関係にあるのか疑問に思うかもしれない。コンテナ同士の連携を管理するという意味では、Kubernetesも同じような役割ではないのかという疑問だ。

 Kublrの公式ブログ記事でも触れられているように、KubernetesのServiceリソースは、サービスディスカバリーと、ラウンドロビン方式によるリクエストのロードバランシングの機能があることから、ごく基本的なサービスメッシュと捉えられないこともない。

 だが、いわゆるサービスメッシュは、機能がはるかに豊富だ。前述のロードバランシングのほか、セキュリティポリシーの管理や暗号化、あるいは、反応が遅いインスタンスへのリクエストを遮断するサーキットブレーカーなど、さまざまな機能がある。

 サービスメッシュの多くは、Kubernetesのようなオーケストレーションシステムと組み合わせて使うことになる。サービスメッシュは、こうしたオーケストレーションシステムに代わるものではなく、こうしたシステムにない付加機能を提供する存在だ。

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