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業務要件とトレーサビリティの重要性(下)

2019/08/30

Mark Hachman PCWorld

 いかなるITプロジェクトにおいても、業務要件は極めて重要な要素だ。ビジネス目標を達成するために、プロジェクトの最終的なプロダクトが何の役割をどのように果たせばよいかを、最初の段階で明確化する必要がある。業務要件を引き出すプロセスでは、ビジネスアナリストの知識、技能、経験が頼りとなる。プロジェクト全体のミッションや要素をビジネス目標と整合させる役割を、ビジネスアナリストが担う。

前回から続く)

Credit: Thinkstock

 目的に応じて、トレースにはいくつかの種類がある。

1:顧客のニーズから要件へのトレースフォワード。ニーズが変わった時にどの要件に影響するかを判別できる。

2:要件から顧客のニーズへのトレースバック。ソフトウエアの要件の出どころを特定できる。

3:要件からのトレースフォワード。一つひとつの要件と、プロダクトの個別の要素とのつながりを定義することで可能になる。

4:プロダクトの個別の要素から要件へのトレースバック。それぞれの要素を作成した理由を把握できる。

 トレースの詳細度に関しては、ニーズに合わせて、要件、モデル、パッケージ、機能のいずれかのレベルでの実施が考えられる。

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