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AIに文章を書かせてはいけない理由(前)

2019/09/17

Mike Elgan Computerworld

 機械の文章力が高まりつつある。人間が書き始めた文の続きを機械が提示してくれる。メールの返信を機械が考えてくれる。ニュース記事や小説をも機械が書いてくれる。だが、機械が文章を書けるからといって、機械に書かせたほうがよいとは限らない。

Credit: Pixabay (Creative Commons BY or BY-SA)

 AIがもたらすテクノロジー革命は、今後10年にわたってビジネスを大きく変える。AIの用途の中でも特に強力なのは、意思決定支援の分野かもしれない。人間が仕事に取り組む時に、アルゴリズムが知識と助言を次々と与えてくれる。米Gartnerは、AI拡張が創出するビジネス価値は2021年には2兆9000億ドルになると予測している。

 AIの発展は企業のセキュリティにも欠かせない。サイバー犯罪者がAIを使ってマルウエアを強化するという理由だけだとしてもだ。ほかにも、製造、設計、運輸など、数えきれないほど多くの分野で、AIは恩恵をもたらすはずだ。

 要するに、AIはこれからのビジネスを大きく後押しする力となる。

 だが、こうしてAIと人間との協力関係が始まる中で、人間の知性を守ることは重要だ。そして、人間の知性にとって最大の脅威は、文章を書くソフトウエアである。

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