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Appleも関心を示した仮想通貨、決済業界の今後は(上)

2019/09/30

Lucas Mearian Computerworld

Appleが仮想通貨に魅力を感じているとしたら、その背景は何か。

 「この動きは一大変革だ。現在の決済手段を見ると、例えばApple Payをはじめ、消費者がネット上やモバイルデバイスで取引する手段は数多くあるが、結局のところ、まだ手順がかなり煩雑で、コストもかなりかかる。Apple Payといえども、現状ではクレジットカードと連携してアカウントをセットアップする必要があり、クレジットカードの承認やPINなど、関連する情報が一通り必要となる。クレジットカードとの連携は、特に大ごとではないように思えるかもしれないが、カード会社や、場合によっては銀行口座がこうして介在するのは、決済処理の手段として効率的ではない」

 「もう1つはコストの面だ。クレジットカードのインターチェンジフィーや、決済センターの付随的費用が発生する」

 「こうしたコストも大きな意味を持つ。コストを抑え、消費者の手間を減らせれば、市場浸透を拡大できる。Appleにとっては、Apple Payの既存のユーザー以外への拡大に必要なのは、信頼性、アカウントの保護、使いやすさという3つを実証することだ」

 「これを実現できれば、米Googleや米Amazon.com、大手銀行も含めて、さまざまな企業が競り合っているこの状況から、頭一つ抜け出せる。Appleのようなブランドでも、新たな顧客を引きつけられる」

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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