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Appleも関心を示した仮想通貨、決済業界の今後は(下)

2019/10/04

Lucas Mearian Computerworld

仮想通貨やステーブルコインに死角はあるか。セキュリティの問題や、プロセスの複雑化はどうか。

 「しばらく前から存在する危険の1つは、仮想通貨の技術が悪用されて、不正行為や何らかの犯罪行為の隠蔽が行われる恐れがあることだ。これは大きい」

 「もう1つ、私が少々心配していることがある。GoogleやAmazon、さらにはAppleといった巨大企業が絡んできて、また先日話が持ち上がったように、米国のさまざまな州がGoogleを反トラスト法違反の疑いで調査するといった動きもある。Googleと同じような規模の企業が、膨大な量の個人データを支配するのみならず、我々の取引手段をも支配するとしたら、どうなるのだろうか。その企業は独占を生み出せる可能性があり、従来の決済処理を駆逐するかもしれない。消費者からすると、最初は利便性が上がってコストが下がるだろうが、その過程で、収益獲得の新たな方法をその企業が見つけ、小売店と消費者の両方に、独自の方法で新たなコストを上乗せするようになるかもしれない。あくまで推測だが、Googleを巡る現在の動きからすると、現実となり得る問題の1つだと思う」

 「結局は金だ。こうした企業は実に抜け目ない。規制監督を受けかねない部分を巧みにかわす必要性を理解したうえで、とことん吸い尽くす。結局のところは資本家だ。うまく進める方法をきっと見つけ出す」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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