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オープンソースソフトウエアに広告、実験的取り組みの背景は(後)

2019/10/03

Matt Asay InfoWorld

 オープンソースソフトウエアは、今やなくてはならない存在だ。それならば、開発者を支援する方法もいろいろあるかと思いきや、そうではない。確かに、Kubernetesのように大きな金が動く大規模なプロジェクトであれば、資金調達はさほど難しくはない。だが、JavaScriptのスタイルガイド、リント、フォーマットに広く使われているライブラリ「Standard」では、そう簡単ではなかった。

前回から続く)

Credit: Thinkstock

 Linux FoundationのAniszczyk氏は、オープンソース開発者への支払いについて、その成果物から特に大きな恩恵を受けている企業が負うべきだとする。「イノベーションの担い手として大きな部分を占めているのは、オープンソースソフトウエアを大規模に取り入れて興味深い方法で利用している企業に勤めている開発者だ。オープンソースソフトウエアの持続に向けた責務は、個人ではなくこうした企業が負うべきだ。事業の存続がオープンソースソフトウエアにかかっている企業だけになおさらだ」

 Aniszczyk氏が言っているのは、巨大なチップジャーに巨大企業が金を投じるという話ではない。自社のビジネスの支えとなっているオープンソースプロジェクトから大きな恩恵を受けている企業が、そのプロジェクトに携わっている開発者を雇うという話である。

 これは素晴らしいアイデアで、Linuxコミュニティや、Kubernetesの世界でも実を結んでいる。どのような形をとるにせよ、すべてにおいて欠かせない根本的な原則は、もっと実験が必要ということだ。

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