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AIに対する企業の期待、いくぶん現実的に(後)

2019/10/10

Matt Asay InfoWorld

 筆者は以前、AIに対する企業の期待が現実離れしすぎているという話を、2017年3月の記事で取り上げた。だが、Deloitteの調査レポート「State of AI in the Enterprise, 2nd Edition」によると、最近はようやく、現実的な見方が広がってきたようだ。AIに取り組むうえで、輝かしい金字塔を目指すのではなく、比較的ハードルの低い成果に照準を合わせる姿勢が見受けられる。

前回から続く)

合わない数字

Credit: Iaremenko / Getty Images

 このように喜ばしい現実主義も見られる一方で、このレポートには、辻褄の合わないデータもある。例えば、「AIを導入した結果、競合他社に対し____ができた」という空欄の部分について、各社はどう認識しているだろうか。さまざまな答えが考えられるとはいえ、AIを導入しても競合他社をしのぐことはできていない、という認識の企業も当然あるはずだ。だが、実際の答えは次のような割合だった。

  • 追いつくこと:16%
  • 拮抗すること:20%
  • 若干リードすること:27%
  • リードを広げること:28%
  • 一気に追い越すこと:9%

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