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Tableau、データの背景を自然言語で説明する新機能を搭載(前)

2019/10/16

Peter Sayer CIO

 Tableau SoftwareのFrancois Ajenstat最高プロダクト責任者がこの機能を実演した時に使ったのは、ボストンの自転車シェアリングサービスの利用数を月ごとに示したグラフだった。2月のボストンは寒く、自転車の利用が少ない。だが、それだけの話ではないことを、Explain Dataは明らかにした。ケンブリッジでは、2月も自転車の利用が不釣り合いに多かった。どうやら当地の学生たちは、気候に関係なく自転車を使うらしい。こうしたインサイトを得られれば、シェアリングサービスの運営企業は、冬に使われそうにない自転車は退避させて雪と塩から守りつつ、冬でも使われる可能性が高い場所には自転車をそのまま配置しておくといった策がとれる。

 Explain Dataでは、散布図の外れ値の理由も探ることができる。Ajenstat氏の実演では、1カ所のシェアリングステーションで平均貸出期間が異常に大きな値となっていた理由について、1カ月にわたる貸出が1件あったからだと突き止めていた。

 どのようなビジネスを手がけている企業であれ、このような形でデータの背景説明が得られれば、最も収益が上がるセールスエリアを探ったり、不正やデータ入力ミスを見つけたりといった場面で、統計の知識やスキルが十分ではない社員の助けになることが考えられる。

 「ベータ期間を通じて、非常に有益な機能であるとのフィードバックを得た。自分では気づかないデータの背後の隠れたパターンを明らかにできるからだ」とAjenstat氏は言う。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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