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Tableau、データの背景を自然言語で説明する新機能を搭載(後)

2019/10/18

Peter Sayer CIO

 今後こうしたテクノロジーが成熟する中で、複雑な質問の答えがもっと理解しやすくなり、データリテラシーの向上につながる可能性はあるとAslett氏は言う。だが、この初期段階で最も恩恵がありそうなのは、分析の経験が豊富なユーザーたちだ。自分でも方法が分かっている分析を、手間をかけずに行える。

 実際的な知識なしでセルフサービスの自動化機能を利用することがはらむ危険性の一端は、Ajenstat氏の実演の中で図らずも示された。ただし、「予測の説明」という従来の機能の実演でのことだ。時系列の中で次の要素を推定する方法についての技術データを示す機能である。Ajenstat氏が、次の冬の自転車貸出数の予測を取得したところ、モデルが示した予測は負の値だったのだ。あり得ない値である。しかしソフトウエアにとっては、フィールドが取り得る値の範囲を人間が設定しない限り、単なる数値の1つにすぎない。

 「これは、こうした自動モデルの一部が持つ課題の1つだ。アルゴリズムという観点では、すべてをカスタマイズしなくても任意のデータセットを扱えるよう、エンジンのチューニングをどのように始めるかだ」と同氏は言う。

 Explain Dataは、Tableau 2019.3へのアップグレードにより無料で利用できる。このバージョンではそのほかに、Ask Dataの問い合わせ機能をポータルやイントラネットのページに埋め込んで利用を促す機能や、すべてのデータ抽出を暗号化した状態で保存できる機能などが加わっている。

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