TOPHardware > Amazonの新ハードウエア、雑多なラインナップの狙いは(前...

Hardware

Amazonの新ハードウエア、雑多なラインナップの狙いは(前)

2019/10/23

Mike Elgan Computerworld

 スマートグラス、スマートランプ、スマートリングと言われても、ちっともスマートには思えない。米Amazon.comが9月末に発表したハードウエアの新製品群は、無節操な印象だった。

Credit: Amazon

 この時登場した製品は計15種類に及ぶ。ハイエンドのスマートスピーカー、スマートイヤホン、スマートオーブン、時刻表示が付いた新型「Echo Dot」、新型「Echo」、低価格の「Echo Flex」、高価格の「Echo Studio」、新型スマートディスプレイ「Echo Show 8」、子供向けスマートランプ「Echo Glow」などだ。このほか、省電力で長距離通信が可能な無線通信規格「Sidewalk」や、この規格を使うペットトラッカー「Fetch」も発表した。

 Amazonがかつてオンライン書店だったことを忘れてしまいそうだ。

 今回の雑多なラインナップをつなぐ線は、言うまでもなく、Amazonの音声アシスタント「Alexa」だ。

 これら製品群の中でも、とりわけ重要で興味深いのは、ウエアラブルデバイスだ。スマートグラス、スマートリング、スマートイヤホンである。

スマートグラス

 180ドルの「Echo Frames」は、光学的要素のないスマートグラスだ。ハイエンドのスマートグラスや米Googleの「Google Glass」のような製品とは異なり、カメラもなければ、レンズなり網膜なりに投影する画面もない。映像ではなく音で現実を拡張する。スピーカーとマイクを搭載し、Alexaへのアクセス、音での通知、通話などの機能をハンズフリーで使える。

 Echo Framesと直接競合するのは、米Boseの200ドルのスマートグラス「Bose Frames」だ。

 両製品とも、度付きレンズやサングラスレンズを組み合わせて使える。

 Echo Framesは、現時点では招待制のみで販売している。Google Glass Explorer Programの低予算版のようなベータテストだ。

スマートリング

 Amazonが今回発表した一連のデバイスの中でも、とりわけ奇妙な製品が、スマートリング「Echo Loop」だろう。手に向かって話しかけると、指輪が音声で反応したり、ローファイの奇妙な通話を始めたりできる。振動による触覚フィードバックの機能もある。こちらも現時点では招待制のみで販売している。

↑ページ先頭へ