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Windows Virtual Desktopでよみがえる古き悪しき時代(後)

2019/10/31

Steven J. Vaughan-Nichols Computerworld

 筆者がかねてから指摘してきたとおり、米Microsoftは、ユーザーをパソコン上で動くWindowsからサービスとして提供されるWindowsへと移行させようとしている。筆者としては、自分の予想が当たってこんなにうれしくなかったことはあまりない。

前回から続く)

Credit: Thinkstock

 今回の変化に関してもう1つ興味深いのは、ユーザーが使うのがWindowsパソコンかどうかは、Microsoftにとってもはやどうでもよいということだ。以前であれば、Windows以外のパソコンは選べないという時には、「お気に入りのWindows専用ソフトが動かないから○○○(Mac、Linux、あるいはChromebookなど)は使えない」という話だった。だが、先ほども述べたとおり、今やWVDを使えば、ChromeOSやLinux、macOS上でも、Windowsアプリを使うことができる。

 WVDなら、ユーザーのパソコン自体がWindowsでなくても、Microsoftは別に構わない。Chromebookでも、Macでも、Linuxパソコンでもよい。いずれにせよ同社は収益を得られる。今後もWindowsアプリは残るだろうが、スタンドアロンのプラットフォームとしてのPCは、過去のものになりつつある。

 ここまでの話は、飴とむちで言えば飴だ。ここからは、むちの話である。

 Microsoftは、最近のWindows 10の更新で、Windowsをセットアップする際にオフラインのローカルアカウントを簡単には作成できないようにする変更を加えた。ローカルアカウントとは、パソコン上に作成するユーザー名とパスワードだけのアカウントだ。Windows 1.0が登場した1985年からずっと使われてきた。

 Microsoftがローカルアカウントを作成しにくくしたのは、Windows 10 October 2018 Updateからだ。May 2019 Updateでは多少緩和されたが、現在は再び面倒になっている。

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