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米国で学んだ留学生の実習延長制度「STEM OPT」を解説(上)

2019/10/28

Sharon Florentine CIO

 米国のF-1ビザ(学生ビザ)を取得して米国の大学に進み、学位を取得した留学生の中には、OPT(Optional Practical Training)という制度を使って実務経験を積む人も多い。米国の企業で12カ月間仕事を経験できる実習制度だ。OPTに参加している間は、F-1ビザを持つ非移民という身分のままで、米国に引き続き滞在できる。また、専攻がSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の場合には、OPTの実習期間を24カ月延ばせる制度があり、STEM OPTと呼ばれている。今回の記事では、STEM OPTの制度や条件などについて、概要を説明していく。

 OPT制度については、米国土安全保障省(DHS)のサイトに正式な情報がある。

STEM OPTとは

Credit: rawpixel modified by IDG Comm.

 STEM OPTとは、米国のF-1ビザを取得して米国の大学に通い、STEM分野の学位を取得した留学生が、OPTの実習期間を延長できる制度だ。学位取得後の通常のOPTは最大12カ月だが、STEM OPTはこれを24カ月延長して、最大36カ月にできる(以前は延長期間が17カ月だったが、2016年5月10日から24カ月に延びた)。

 STEM OPTでの就労は、学位を取得した専攻分野と直接関係する仕事でなくてはならない。なお、学校の課程を修了し、通常のOPTが終わった後で、60日間のグレースピリオド(出国猶予期間)中にSTEM OPTを申請することはできない。

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